寮長あいさつ
福島学寮は、1932年に福島県出身者を支援するために建設された「会津学寮」を前身とした学生自治寮です。火災及び老朽化の関係で当時の建物から2回程再建・移転を行いましたが、設立から約90年という非常に歴史のある寮です。
現在私達が住んでいるのは3代目の寮になりますが、2019年の冬に建てられたばかりですので、非常に綺麗で住心地も良いです。木のぬくもりを感じながら生活することができます。設備のページに写真を載せてありますのでぜひ一度御覧ください。実家のような安心感(?)を覚えることでしょう。寮の建設理念から福島県民を優先して受け入れますが、現在は全国に門戸を開き、様々な地域から学生が集まっています。
さて、寮生活についてですが、私としては是非とも経験することをオススメいたします。寮には様々なバックグラウンドを持った学生が集まります。生活様式や文化が自分とはまるで違う人もいるかもしれません。そうした寮生と関わりながら生活していく中で、自身の価値観や視野が広がることは間違いありません。また、ここ福島学寮は定員が20人とそこまで多くないため、寮生間の結びつきが強いのが特徴です。リビングで談笑してみたり、寮内行事の一環で山に登ってみたりと、他の居住形態では中々経験できないことがたくさんあります。
そして、当寮は学生の自治寮であるため、税金の支払いや寮母さんの所得税の支払い等、寮の維持に関わる活動はすべて寮生が行っております。各寮生が運営に携わっているという自覚を持ち、責任ある行動が求められます。学生時代にそのような社会とのつながりを持つという経験をすることは自分の人生の中で大きな糧となることでしょう。
福島学寮では他とは一味違った学生生活を味わえます。私達と大学生活をエンジョイしましょう!!
令和6年度 一般財団法人福島学寮 寮長 福田 凌大