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寮長あいさつ

 福島学寮は、1932年に福島県出身者を支援するために建設された「会津学寮」を前身とした学生自治寮です。火災及び老朽化の関係で当時の建物から2回程再建・移転を行いましたが、設立から約90年という非常に歴史のある寮です。
 最後に移転したのは2年前で、旧寮の場所からかなり離れた位置に新寮を建設しました。新築ですので、快適な生活を送ることができています。写真も載せてありますので、是非寮の設備に関するページもご覧下さい。また福島県出身の学生を支援する寮ということになっていますが、定員に空きがある場合他の都道府県民の方も入寮することが可能です。寮の設立当初と比較すると福島県からの北大進学者の数が減少している関係で、ほぼ毎年他県の枠がありますので是非当寮への入寮をご検討頂けますと幸いです。実はここまで長々と話を書いている私も実は福島県民ではありません。
 私自身は学生生活を送る上で福島学寮は非常に良い環境にあると考えています。一人暮らしと比べて家賃が安いなどの長所も勿論ありますが、それとは別に寮生同士の交流や寮生活を経験するということが非常に重要だと言わざるを得ません。当寮では定員が20名とそれほど多くない関係もあり、寮生同士の交流が多いのが特徴です。授業で分からないことや学部学科選択について同級生や先輩に相談することもできますし、寮生同士で食事や旅行に行くこともあります。また、こういった共同生活や寮の運営に携わるといったことは将来間違いなく役に立ちます。そういった観点からも、大学の学生寮で共同生活をしてみたいと考えている人にとっては当寮で生活することが非常に有意義になることは間違いありません。
 また、当然のことながら寮で生活をするということは一人一人が寮の運営に対して責任を持って取り組む必要があるという事でもあります。ただ安くて食事が出てくる家、という訳ではないことは自覚したうえで入寮して頂くことが必要です。当寮は現状北海道大学の学生だけが生活しておりますが、実は北海道大学の所有する学生寮ではなく、公共料金の支払いや管理をはじめとした寮の維持や、新入寮生への広報活動や対応など様々な業務は寮生自らが行っております。そういった点から人と関わるのが好きな方、集団生活を楽しみたい方からの応募をお待ちしております。
 福島学寮に入寮して、個性豊かな寮生たちと一緒に楽しい学生生活を満喫しませんか。

令和3年度 一般財団法人福島学寮 寮長 落合瑠威 

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